沖縄・宮古新報でセクハラ行為 社長、会社清算通告も

 新聞労連は10日、沖縄県宮古島市で日刊紙を発行する「宮古新報」で、80代の男性社長による社員へのセクハラ、パワハラ行為があったと明らかにした。労働組合が是正を訴えていたが、9日に「10日の業務をもって会社清算する」と通告されたという。労連は通告撤回とハラスメント行為への説明を求めている。同社は電話取材に「社長がいないのでコメントしようがない」としている。

 労連によると、2010年ごろから、女性社員の体を触るセクハラや、男性社員の胸ぐらをつかむなどの行為が続いた。労組が問題視したが改善されなかったため、昨年11月に社長退任を要求していた。


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