県民投票予算を再議で否決、沖縄 うるま市議会

 沖縄県うるま市の島袋俊夫市長は8日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票に関する補正予算案を、市議会が昨年12月に否決したことを受け、議決のやり直しを求め再議を申し立てたが、再び否決された。

 再議の採決で、予算案の否決に対する賛成が16人、反対が12人、退席が1人だった。

 県内41市町村のうち宮古島、宜野湾、沖縄の3市の市長が不参加を表明している。再議が否決された石垣市の中山義隆市長は近く参加の可否を最終判断する。

 同様に関連予算案を否決した糸満市議会は8日、再議を採決した結果、賛成と反対が同数となり、議長裁決で可決した。


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