レーダー照射、韓国が動画公開 海自機「低空飛行」に謝罪要求

4日、韓国国防省が公開した動画の一場面。海上自衛隊の哨戒機(左)を円で囲んでいる。下部に韓国語で「人道的救助作戦が進行中に日本の哨戒機が低高度で進入した」と説明している(ユーチューブから・共同)

 【ソウル共同】韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題を巡り、韓国国防省は4日、韓国側の従来の主張をまとめた内容の動画を公開した。日本の哨戒機が駆逐艦に向かって「低空飛行」をした目的が不明だと指摘し、謝罪を要求した。

 国防省報道官は動画公開について「日本が一方的に日本語、英語版の動画を公開し、歪曲された事実が全世界に伝わったことに伴い、より正確な事実関係を知らせる目的だ」と述べた。また、レーダー照射されたなら回避行動を取るべきだったとした上で「(哨戒機は)再び接近する常識外の行動を見せた」と疑問視する見解を示した。


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