吉田、金足農高で今年の練習納め 「何もかも変わった一年だった」

室内練習場で投げ込む日本ハムドラフト1位の吉田輝星投手=28日、秋田市の金足農高

 日本ハムからドラフト1位指名された秋田・金足農高の吉田輝星投手が28日、秋田市内の同校で今年最後の練習を行った。高校野球の夏の甲子園大会で秋田県勢103年ぶりとなる決勝進出に貢献し「やってきたことが報われ、何もかもが変わった一年だった」と笑顔で締めくくった。

 雪が降り気温は氷点下の中、長靴を履いてランニングをして体を温めた。室内練習場のブルペンでは約30球を投げた。捕手を座らせて変化球も投げ込み「今までこの時期にボールを触る練習はしてこなかった。でも感覚的にはいい球が投げられている」と手応えを感じている。


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