2018年12月27日 17:28 | 無料公開
全国の産婦人科や産科の病院は昨年10月時点で、前年比19減の1313施設で、統計を始めた1972年以降、最少となったことが27日、厚生労働省が公表した2017年医療施設調査で分かった。27年連続の減少で平成初期の90年の約半数になった。産婦人科や産科の診療所(20床未満)は14年と比べて142減の3327だった。
小児科病院は前年比26減の2592と24年連続の減少。小児科診療所も3年間で1225減り、1万9647となった。
厚労省の担当者は「出生数の減少や少子化の影響。地域で産科の集約化が進んでいることも背景にあるのではないか」としている。