解体中の橋桁落下、ダンプ下敷き 埼玉・群馬県境、運転手閉じ込め

旧上武大橋の橋桁の一部が落下し、下敷きになったダンプカー=15日午後3時36分、埼玉県深谷市(共同通信社ヘリから)

 15日午前10時35分ごろ、埼玉、群馬両県境の利根川に架かる解体中の旧上武大橋にダンプカーが衝突、橋桁の一部が落下し、ダンプカーが下敷きになった。埼玉県警深谷署によると、運転手が負傷し閉じ込められており、消防などが救出作業を進めている。

 署によると、現場は旧上武大橋の埼玉県深谷市側で、落下した橋桁は長さ約50メートル、重さ約52トン。ダンプカーは解体工事のため土砂の運搬作業をしていた。橋の下を通過する際、荷台を上げた状態だったため衝突したとみて調べている。

 管理する埼玉県によると、事故のあった橋は車道と歩道の2本からなり、落下したのは歩道の橋桁という。


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