沖縄知事、土砂投入の辺野古視察 埋め立て阻止へ決意示す

沖縄県名護市辺野古で開かれた、埋め立て用の土砂投入に抗議する集会で気勢を上げる玉城デニー知事(右端)=15日午前

 沖縄県の玉城デニー知事は15日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古を視察に訪れた。政府が14日に辺野古沿岸部で土砂投入に踏み切ったことを受け、現場で抗議活動を続ける反対派の市民らの集会に参加した。あいさつで「対話はこれからも継続するが、対抗すべき時は対抗する。勝つことは難しいかもしれないが、絶対に諦めない」と述べた。政府は15日午前、辺野古沿岸部で土砂投入を続行した。

 反対派の市民らは移設先となっている辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議集会を開催。100人以上が集まり「違法工事を中止せよ」と訴えた。


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