震災学び、中学生が竹灯籠作り 神戸の公園、70人が作業

阪神大震災の追悼行事に向け、「友」や「夢」などの文字が書き込まれた竹灯籠=14日、神戸市の「あいな里山公園」

 阪神大震災の犠牲者を追悼する「1・17のつどい」で並べられる竹灯籠作りが14日、神戸市北区の「あいな里山公園」であり、震災について授業で学んだ神戸学院大付属中(同市中央区)の生徒約70人が取り組んだ。

 生徒は午前10時半ごろから竹やぶに入り、指導員に教えてもらいながらのこぎりで竹を切り倒した。さらに長さ約60センチにそろえ、ろうそくを入れる上部は斜めにカット。筆で「絆」や「友」などと書き入れた。この日は約200個が完成し、来年1月17日のつどいで使用される。

 生徒は授業で震災当時のニュース映像を見て、どんな文字を書き入れるべきか考えてきた。


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