インフルエンザ流行入り 国立感染症研究所が発表

インフルエンザのワクチン接種

 国立感染症研究所は14日、今季のインフルエンザの全国的な流行が始まったと発表した。3〜9日の1週間に全国で推計約6万3千人が医療機関を受診した。12月上旬の流行入りは例年並み。

 全国約5千の定点医療機関から1週間に報告された患者数が、1医療機関当たり1・70人となり、流行入りの目安となる1人を超えた。例年、1月末から2月上旬にかけて流行のピークを迎える。

 厚生労働省は、せきやくしゃみが出たらマスクの着用を徹底するよう呼び掛けている。


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