関西大が「子ども食堂」 堺キャンパスで朝食提供

「関大モーニング食堂」で朝食のカレーライスを食べる児童=14日朝、堺市

 関西大は14日、堺キャンパス(堺市堺区)で、近隣地域の小学生や家族らに朝食を無料で提供する「子ども食堂」を開いた。地域の交流拠点として大学の環境を生かしながら、子どもたちの居場所づくりを進めたいとしている。

 「関大モーニング食堂」と名付け、午前7時からキャンパス内の食堂を開放。今回はカレーライスが提供された。3〜75歳の約70人が参加。児童らは「いただきます」と元気よく手を合わせ、友人や母親と食べていた。食後は大学生が歯磨きを指導。その後、小学校まで送っていった。

 堺市と関西大の地域連携事業の一環で、2018年度は来年1月にも実施する予定。


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