クライミング、複合決勝は8人に 五輪種目、従来の6人から

 国際スポーツクライミング連盟が五輪種目の複合について、決勝を従来の6人から8人に増やして争う方式に変更することが13日、分かった。今月上旬の理事会で決めた。幅広い国・地域の選手で決勝を争えるようにする狙いで、2020年東京五輪や東京都八王子市で来年8月に開催される世界選手権はこのルールで行われる。

 複合は壁を登る速さを競うスピード、複数の課題(コース)に挑んで完登した数を争うボルダリング、制限時間内に到達した高さを競うリードの三つをこなす。競技時間が長引くことを防ぐため、ボルダリングの決勝の課題はこれまでより一つ減らして三つとする。


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