外務省、即位の礼接遇に51億円 簡素化で大幅に減額

 2019年に開かれる新天皇の「即位の礼」に参列する外国元首らの接遇費用として、19年度予算に51億円が計上される見通しになった。国内外の賓客を招く「饗宴の儀」の簡素化が決まり、概算要求の85億3千万円を大幅に減額した。外務省関係者が11日、明らかにした。

 饗宴の儀は来年10月22日以降に実施される。1990年の前回は計7回開き、約3400人を招待したが、今回は立食形式2回を含めた計4回とし、参列者数を約2600人に減らす予定だ。

 政府は10月、安倍晋三首相をトップとする「式典委員会」を設置し、皇位継承に伴う儀式の詳細を検討してきた。


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