大ガス、再エネ開発上積みに意欲 洋上風力も、社長が取材に

インタビューに応じる大阪ガスの本荘武宏社長

 大阪ガスの本荘武宏社長は10日までに共同通信のインタビューに応じ、バイオマスや風力など再生可能エネルギーの電源開発を加速させる方針を示した。2030年までに国内で再エネの発電能力を計100万キロワットにする計画について「できればもっとやりたい」と上積みに意欲を見せた。

 22年に運転開始予定の袖ケ浦バイオマス発電所(千葉県)など現在の開発案件は計32万キロワット。今後はバイオマスや陸上風力の拡大に引き続き取り組むほか、海に風車を建てて発電する洋上風力の開発を「東北や九州などでいくつか検討したい」と表明した。


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