唾液のにおいで口腔がん検出 北九州市立大が開発

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 北九州市立大と九州歯科大(北九州市)の研究グループは10日、唾液に含まれるにおいを持つ成分から、口腔がんを見つける技術を開発したと発表した。専門誌の電子版に掲載された。がん患者と健康な人の唾液に含まれる特徴的なにおい成分の違いを確認したという。簡単で迅速ながん診断への利用が期待される。

 北九州市立大の李丞祐教授らは、口腔がん患者と健康な人計20人から唾液を採取し、数百ある揮発性のにおい成分からがんの有無で検出されたり、不検出だったりする特徴的成分としてエタノールなど12種類を特定。特に4種類で高確率で違いが現れるといい、これらの特定は世界初だとしている。