関西エアポート、台風で初の減益 9月中間決算

決算内容を説明する関西エアポートの担当者=10日午後、関西空港

 関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートが10日発表した2018年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比23%減の114億円で、関西エアポートが16年4月に関西空港などの運営を開始して以来、中間期として初の減益となった。今年9月の台風21号の影響で関空が被災し、一時閉鎖したことが響いた。

 台風関連では、電源設備や貨物倉庫などの復旧費や、臨時シャトルバスの運行費など35億円を特別損失として計上した。

 売上高に当たる営業収益は6%増の1049億円だった。ただ、台風により82億円の減収になったとしている。


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