食中毒5人死亡不起訴、検審に 富山の遺族「最後の望み」

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富山検察審査会への審査申し立てについて取材に応じる、遺族の久保秀智さん(左)と小西政弘さん=3日午後、富山市

 2011年にユッケなどを食べた5人が死亡した「焼肉酒家えびす」の生肉集団食中毒事件で、業務上過失致死傷容疑で書類送付された運営会社フーズ・フォーラス(東京、特別清算中)の元社長ら2人を不起訴とした富山地検の処分を不服として、富山県に住む遺族らが3日、富山検察審査会に審査を申し立てた。

 次男=当時(14)=を亡くした久保秀智さん(56)は「(民事訴訟は残念な結果に終わったので)検察審査会に懸けるのが最後の望み。何らかの形で処罰してほしい」と訴えた。妻=同(43)=と妻の母=同(70)=を亡くした小西政弘さん(55)は「一般の方の意見を聞きたい」と話した。