共催五輪で韓国国会委員長が見解 「ソウルと平壌で開閉会式を」

 【ソウル共同】韓国国会の安敏錫文化体育観光委員長は3日までにソウルで共同通信と会見し、2032年夏季五輪の韓国と北朝鮮による共催が実現すれば、ソウルと平壌で開閉会式のいずれかを交互に行うことが重要だとの考えを示した。五輪の競技場を非武装地帯(DMZ)に設けることも「相当な意味があり、検討する必要がある」と語った。

 32年五輪を巡っては、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が9月の首脳会談で発表した共同宣言に、南北共催の招致へ協力することが盛り込まれた。

 安氏は与党「共に民主党」所属。


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