2018年12月1日 20:22 | 無料公開
山梨県富士吉田市の富士学苑高校女子バスケットボール部の60代男性監督が部活動中に複数の部員に体罰をしていた問題で、同校は1日、監督が部員の背中やすねを蹴ったほか、「殺すぞ」「熱中症になれ」などの暴言を吐いていたことを明らかにした。同日付で監督を停職処分とした。
同校が行った部員らへの聞き取り調査によると、監督は2016〜18年、ほかに「死ね」と言ったり、至近距離からボールをぶつけたりすることがあった。けがをした部員はいなかった。
監督は学校側に「指導に熱中するあまり、行き過ぎがあった。暴言や体罰と捉えられても仕方がない」との認識を示したという。