楽天則本は2億5千万円でサイン 「一番悔しいシーズン」

契約更改交渉を終え、記者会見する楽天の則本投手=30日、仙台市

 楽天の則本昂大投手が30日、仙台市内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億5千万円でサインした。来季が3年契約の3年目。今季は5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得し、プロ入りから6年連続の2桁となる10勝を挙げたが、11敗で自己ワーストの防御率3・69に終わり「プロ生活で一番悔しい、情けないシーズンになった」と振り返った。

 7〜8月に約1カ月半、勝ち星から遠ざかり「6年目で改めて一つ勝つ喜びを感じられた。来季の自分に期待したい」と言う。最下位からの巻き返しを期す来季へ「どんなタイトルよりも優勝が欲しい。そのために全力で腕を振る」と語った。(金額は推定)


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