羽生パレードの経済効果18億円 五輪2連覇、仙台で開催

パレードで、沿道に集まった大勢の人たちに手を振る羽生結弦選手=4月22日、仙台市

 平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦選手(23)が66年ぶりの2連覇を達成し、地元の仙台市で開かれた祝賀パレードの経済効果は推計約18億5千万円だったと30日、実行委員会が発表した。

 実行委によると、4月のパレードには宮城県外から約2万4600人、国外からも約400人が訪れ、宿泊費や飲食費などを中心に効果があった。実行委の伊藤勝也会長(仙台市文化スポーツ部長)は「羽生選手の偉業が数字としても表れ、驚いている」と話した。

 また寄付金や企業協賛金、Tシャツなどの応援グッズ販売による収入から運営費などを差し引いた実行委の剰余金は約2200万円だった。


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