元市議のセクハラ認定、埼玉 川越、女性市職員に

 埼玉県川越市の30代の女性職員が、新井喜一元市議(69)からセクハラを受けたとして処分を求めている問題で、市議会が設置した第三者委員会は29日、セクハラやパワハラがあったと認定した。新井氏は「卑猥な言葉を投げ掛けた事実はない」と否定していた。

 第三者委は同日公表した調査結果報告書で、5月に新井氏の自宅で開催された懇親会で女性に無理に飲酒を勧めたり、「おっぱい大きかった?」と言ったりしたことなどをパワハラやセクハラに該当するとした。

 さらに「議員と職員の上下関係に基づく強要行為が生じやすい環境があった」と指摘した。


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