伊方原発3号機が営業運転入り 四国電力、10月に再稼働

四国電力伊方原発3号機=愛媛県伊方町

 四国電力は28日、10月に再稼働した伊方原発3号機(愛媛県伊方町、出力89万キロワット)が原子力規制委員会の最終検査を終え、試験的な調整運転から営業運転に移行したと発表した。

 伊方原発は1〜3号機のうち、1、2号機の廃炉が決定。3号機は、規制委の新規制基準への適合性審査に合格し、2016年8月に再稼働した後、昨年10月から定期検査に入った。今年1月の稼働を見込んでいたが、昨年12月の広島高裁の運転差し止め仮処分決定により運転停止が継続。しかし今年9月25日の同高裁の異議審決定により再稼働が可能になり、10月27日に再稼働した。


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