2018年11月26日 19:39 | 無料公開
衆院法務委で答弁する山下法相=26日午後
衆院法務委員会は26日、外国人労働者受け入れを拡大する入管難民法などの改正案に関する質疑を実施した。与党は法務委理事会で、27日に法務委で採決した後に本会議に緊急上程して採決することを提案したが、立憲民主党など野党は拒否。採決を巡る攻防は激しさを増している。
失踪した技能実習生に対する調査に誤りがあった問題で、見直しの方向性を問われた山下貴司法相は「法務省内の検討チームで考えていく」と従来の説明を繰り返し、改正案をどう地方の人手不足解消につなげていくかも「所管省庁と検討したい」と述べるにとどめた。
立民の山尾志桜里氏、国民民主党の階猛氏への答弁。