2018年11月23日 14:45 | 無料公開
JR東日本は23日、東日本大震災の津波で、岩手県沿岸部の宮古―釜石間が不通となっているJR山田線の復旧状況を、地元住民に公開した。駅舎などの主要な工事は終わっており、第三セクターの三陸鉄道に移管後、来年3月23日に運転を再開する。
参加した90人は、沿線をバスで移動しながら、被災後に新しくなった駅舎や、復旧した線路を見学。同県山田町の織笠駅では、高台にできたアーチ型の真新しい駅舎を、感心した様子で見て回っていた。
正式な移管は来年2月以降の予定。三鉄は山田線の宮古―釜石間をはさんで北リアス線と南リアス線を運行しており、移管後は全体がリアス線に改称される。