野党、衆院法務委を欠席 入管法、職権開催に反発

主な野党が欠席したまま開かれた衆院法務委=22日午前

 立憲民主党や国民民主党、共産党などは22日、衆院法務委員会を欠席した。定例日ではないが葉梨康弘委員長(自民党)が職権で開催を決定。午前は外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案について、野党質疑の予定だったが立民などが反発。臨時国会会期末までの成立を目指す与党と、野党の対立が激しくなっている。

 国民の階猛氏は報道陣に「質疑は断じて認められない」と述べた。立民などは午後に予定されている参考人質疑には出席する予定としている。

 改正案は21日に実質審議入り。山下法相は同日、外国人技能実習生を対象にした法務省の調査結果に誤りがあった問題を謝罪した。


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