五輪開催控え路駐対策協議 関係機関の連携強調

協議会であいさつする警視庁の田中俊恵交通部長=21日午後、東京都港区

 2020年東京五輪・パラリンピックや19年のラグビーワールドカップに向け、警視庁は21日、国土交通省や東京都と合同で、交通総量の抑制や駐車場の利用徹底などの渋滞対策を話し合う協議会を開催した。

 警視庁の田中俊恵交通部長は冒頭で「訪日外国人の観光バスや、五輪開催に伴う工事関係車両の路上待機といった課題が生じている。関係機関が連携する必要がある」と強調した。

 協議会では、渋滞や駐車スペース不足を解消するため、ドライバーが通勤時間をずらしたり、休日を取得したりすることによる交通量削減の手法が話し合われた。


  • LINEで送る