近鉄百、地域名産品プロデュース 奈良で開発第1弾

近鉄百貨店が奈良県山添村と開発したほうじ茶を使ったどら焼き

 近鉄百貨店は21日、地域の新たな名産品をプロデュースする「地域商社事業」の第1弾として、奈良県内の自治体や生産者らと開発した菓子やソーセージなどを発売した。まず奈良店(奈良市)で販売し、販路拡大を目指す。今後は三重、和歌山両県でも取り組む。

 茶の栽培が盛んな奈良県山添村と取り組んだのは、抹茶やほうじ茶を使ったまんじゅう(販売価格は162円)とどら焼き(195円)。協力した役場の担当者は「山添のほうじ茶はおいしいと言われてきたが、それを使ったお菓子は少なかった。名産品に育ってほしい」と期待を込めた。


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