特定パーティー開催は17団体 利益率68%、都選管分

 東京都選挙管理委員会が所管し、現職国会議員に関係する政治団体や政党支部で、1回の収入が1千万円以上の「特定パーティー」を開いたのは17団体(16議員分)に上ることが21日、都選管が公表した2017年分政治資金収支報告書で分かった。収入と支出から割り出した利益率は平均で68%、中には9割を超えた政治団体もあった。16年分は16団体(14議員分)で、平均利益率は71%となっていた。

 自民党の萩生田光一幹事長代行、石原伸晃前経済再生担当相、秋元司環境副大臣、小林史明元総務政務官が代表の団体が特定パーティーを開いたのは、それぞれが政務三役を務めた期間だった。


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