コンビニ売上高が1・5%減 10月、たばこ販売不振

 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した10月の主要コンビニ7社の既存店売上高は、前年同月比1・5%減の8193億円で、5カ月ぶりのマイナスだった。9月に値上げ前の駆け込み需要があった反動で、たばこの販売が落ち込んだ。

 たばこの不振は1人が1回の買い物で使う平均額にも影響。10月は2・0%減の602円20銭で3年7カ月ぶりのマイナスとなった。昨年に比べ、天候に恵まれたこともあり、来店客数は0・5%増で、2カ月ぶりに増加した。比較的気温が高かったため、飲料やアイスクリームもよく売れたという。

 新規出店を含む店舗数は、0・9%増の5万5564店だった。


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