東証、午前終値は2万1633円 一時300円近く下げ

急落した日産自動車の株価を示すモニター=20日午前、東京都中央区

 20日午前の東京株式市場は、前日の米国株安への警戒感から売り注文が広がり、日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時300円に迫り、1週間ぶりの安値水準となった。代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された日産自動車の株価は急落し、相場全体の重しとなった。

 午前終値は前日終値比187円52銭安の2万1633円64銭。東証株価指数(TOPIX)は10・00ポイント安の1627・61。

 前日のニューヨーク株式市場で、スマートフォンの販売が縮小するとの観測を背景に米アップルの株価が値を下げ、ダウ工業株30種平均は大幅に下落した。


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