2島返還、既定路線を否定 ロシア報道官「妥協が必要」

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ペスコフ大統領報道官=9月12日(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのペスコフ大統領報道官は18日、安倍晋三首相とプーチン大統領が平和条約交渉の基礎とすることで合意した1956年の日ソ共同宣言について、歯舞群島、色丹島の「自動的な引き渡し」を否定、2島返還は既定路線ではないとの認識を改めて示した。また、北方領土問題の解決には「日ロ双方の利益を害さない妥協が必要だ」と述べた。同日夜放映の国営番組での発言をインタファクス通信が伝えた。

 「2島返還による領土問題の決着」とのロシアの原則を繰り返す一方、日本が受け入れられる妥協を探る姿勢も示した。