2018年11月18日 16:25 | 無料公開
東京電力が家庭などに設置している次世代電力計「スマートメーター」で、部品の一部が発熱する不具合が16件発生していたことが18日、分かった。消費者庁は火災事故としているが、東電は「燃えにくい素材が使用され、火が出て建物に燃え移る危険性はない」(広報)として公表していなかった。
東電によると、2016年9月からの1年間で、電力が計測できなくなる不具合が東電管内で16件起きた。メーターを調べると、内部の基板の一部が発熱によって変色していたという。
不具合があったメーターは、東光東芝メーターシステムズが15年4〜11月に製造。約2万4千台が家庭などに設置された。