東京朝鮮中高級学校が公開授業 民族教育ありのまま見て

 東京朝鮮中高級学校(東京都北区)で17日、公開授業があり、市民や保護者らが参観した。高校無償化の適用対象外となっている朝鮮学校への理解を深めてもらうのが狙い。生徒は「日本の学校と変わらず、楽しく学校生活を送っている。民族教育のありのままの姿を見てほしい」と訴えた。

 高級部2年1組は、国語(朝鮮語)の授業などを公開。27人がグループに分かれ「5分間クッキング」をテーマに朝鮮語でハンバーグやプリンの作り方を発表した。生徒が「ソースエ隠し味ヌン、ムオシルカ(ソースの隠し味は何でしょう)」と問うと、他の生徒から次々に「マヨネーズ」「チョコレート」と声が上がった。


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