2018年11月17日 12:35 | 無料公開
メキシコ北西部ティフアナの収容施設で、配給された食事を分け合う移民の家族=16日(共同)
【サンディエゴ共同】中米諸国から米国への亡命を目指している移民キャラバン(集団)のうち約3千人が16日までに、米西部カリフォルニア州サンディエゴと国境を接するメキシコ北西部ティフアナに到着した。ティフアナ市長が同日の記者会見で明らかにした。移民流入は「少なくとも半年は続く」との見通しも示した。
さらに約4千人が近くティフアナで合流する見通しで、ほかに2千人以上がメキシコ中部を北上中。市長はキャラバンの到着に「住民の間で懸念が高まっている」と述べた。ティフアナには以前から多くの移民が滞在を続けており、一部住民が反発を強めているとの報道もある。