NY株続伸、123ドル高 貿易摩擦への懸念後退

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米中貿易摩擦に対する懸念が後退したことを受けて続伸し、前日比123・95ドル高の2万5413・22ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は11・16ポイント安の7247・87。

 トランプ米大統領が中国との貿易摩擦を巡り「新たな追加関税を課す必要はないかもしれない」と語ったと伝わったことで、摩擦の緩和に対する期待感が出て、買い注文が優勢となった。個別銘柄では、保険のトラベラーズの上昇が目立った。


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