菅氏、3者協議是非を明言せず 辺野古移設巡り

 菅義偉官房長官は15日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、同県の玉城デニー知事が求める日米両政府と沖縄県による3者協議の是非について明言しなかった。「辺野古移設は唯一の解決策だということに変わりはない」と、従来の見解を述べた。

 「対話」による解決を掲げる玉城氏は訪米中、3者協議の必要性に言及。14日のナッパー国務副次官補代行らとの会談でも直接、協議の場の設置を求めたが、明確な回答を得られなかった。


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