ホンダ59万台無償修理 後部ドア降下で、けが2件

 ホンダは15日、車体後部にある跳ね上げ式ドアの部品に問題があり、ドアが突然下りてくる恐れがあるとして、ワゴン車「ステップワゴン」など6車種59万3815台(09年9月〜18年9月生産)を無償回収、修理する改善対策を国土交通省に届け出た。

 国交省によると、今年10月には、けが人が出る事故が2件発生。報告された不具合は、この2件を含め延べ193件に上る。千葉県では荷物の積み込み中にドアが頭に当たり、頸椎圧迫の骨折となった。愛知県では両脚のすねにけがを負うケースがあった。

 他の車種は「ステップワゴンスパーダ」「N―BOX+」「N―BOX+Custom」など。


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