連合、2野党との政策協定へ原案 参院選の候補者調整必要

 連合が、来年の参院選での支援に当たり立憲民主党や国民民主党と個別に結ぶ政策協定の原案が14日、判明した。政策面だけでなく、与党を利さないため、各選挙区における野党間の事前調整の必要性を共有するとの内容を盛り込み、候補者一本化やすみ分けを求めた。連合は30日の中央委員会までに締結を目指している。

 立憲民主、国民民主両党が対立すれば、支持団体の連合も組織力を十分に発揮できないため、野党に結集を促す思惑もありそうだ。

 連合の原案は立民、国民向けとも同内容。政策面では「持続的で健全な経済成長」「負担の分かち合いと社会の分断を生まない再分配」などを基本理念とした。


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