チャールズ英皇太子70歳に 次期王位継承者として最長

英国のチャールズ皇太子(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英国のチャールズ皇太子は14日、70歳の誕生日を迎えた。次期王位継承者としての在任期間は歴代最長を更新中。エリザベス女王(92)が負担軽減のため公務を徐々に減らす中、皇太子の公務は増加し多忙を極めている。

 1948年、女王の長男として生まれた皇太子は52年、母親の女王即位に伴い3歳で王位継承者第1位になった。在任期間は、大英帝国を繁栄させたビクトリア女王の長男で後に国王になったエドワード7世の59年を更新。歴代最年長の皇太子でもある。

 父親のフィリップ殿下(97)の公務引退に加え、エリザベス女王も近年、重要公務の一部を皇太子に委ねている。


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