2018年11月14日 07:31 | 無料公開
【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク原油先物相場は12営業日続落し、指標の米国産標準油種(WTI)の12月渡しが前日比4・24ドル安の1バレル=55・69ドルと、2017年11月以来、約1年ぶりの安値水準で取引を終えた。
石油輸出国機構(OPEC)が月報で、加盟国全体やロシアの10月の産油量が増加したと報告する一方、来年の世界の石油需要見通しは下方修正したことから需給の緩みに対する警戒感が一段と強まり、売り注文が膨らんだ。
トランプ米大統領が前日にツイッターで、OPECの原油減産をけん制したことも引き続き相場を圧迫した。