JR東「きらきらうえつ」廃車へ 国鉄485系、残り少なく

JR東日本の観光列車「きらきらうえつ」=10月、山形県鶴岡市

 JR東日本が、主に土曜と休日に新潟―酒田(山形県)や新潟―秋田を走る観光列車「きらきらうえつ」の定期的な運転を来年9月末で終え、その後廃車にする方針を固めたことが13日、分かった。旧国鉄時代の花形特急用電車だった485系を改造した列車で、485系は引退が相次いで残りが少なく、惜しむ声が広がりそうだ。

 きらきらうえつは新潟支社が2001年から運行している。車窓を楽しみながら談笑できるラウンジ座席や、プロジェクションマッピングを活用して沿線の観光名所を紹介する場を設けて人気を集めている。


  • LINEで送る