八王子、快速電車がオーバーラン 運転士居眠りか

 12日午後5時28分ごろ、東京都八王子市のJR八王子駅で、中央線の東京発高尾行き快速電車が停車位置を約10メートルオーバーし、非常ブレーキで停車した。JR東日本八王子支社によると、運転士は社内調査に「一時的に寝ていた可能性がある」と話しており、同社が詳しい状況を調べる。乗客にけがはなかった。

 電車は駅手前の信号で減速し構内に入ったが停止位置で止まらず、同じ電車の別の乗務員がブレーキをかけた。停止位置に戻したため約3分遅れ、約500人に影響した。乗務前に点呼で確認を受けた際に健康状態に問題はなかった。


  • LINEで送る