岩手競馬、4頭目の禁止薬物検出 レース開催休止、延びる可能性も

 岩手県内で出走した競走馬3頭から禁止薬物が検出された問題で、県競馬組合(管理者・達増拓也県知事)は12日、新たに1頭から同じ薬物が検出されたと発表した。禁止薬物の陽性反応は4頭目。組合は10〜12日に開催予定だったレースを取りやめており、休止期間が延びる可能性が出ている。

 問題の薬物は筋肉増強剤ボルデノン。組合によると、これまでに2頭の陽性反応が出た高橋純厩舎が管理する全10頭に6日に実施した検査で、新たにワンサイドストーリ(6歳せん馬)から検出された。今月5日に陽性が確定していた別の馬からも再度検出。9月実施の検査では、この2頭は陰性だった。


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