木造船漂着、最多の勢い 北朝鮮から、北海道急増

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北海道小平町の砂浜に漂着した北朝鮮からのものとみられる木造船=11日(留萌海上保安部提供)

 北朝鮮の漁船とみられる木造船の漂着、漂流が日本海沿岸を中心に相次いでいる。海上保安庁によると、今年は95件確認し、中でも北海道が急増している。2013年に統計を取り始めてから最多だった昨年の104件を上回るペースで、海保は警戒を強化。専門家は、日本の排他的経済水域(EEZ)周辺で操業していた漁船との見方を示す。

 海保によると、11月12日正午までに確認された今年の漂着、漂流は95件で、うち5件で計12人の遺体が見つかった。北海道は昨年の年間6件から39件となった。季節風の影響で、木造船の漂着は例年秋から冬にかけて多く、今後さらに増える可能性が高い。