経営難で障害者大量解雇へ、岡山 就労事業所2カ所を閉鎖

 障害者が働きながら技能を身に付ける「就労継続支援A型事業所」が経営難で障害者を大量解雇するケースが全国で相次いでいる問題で、岡山県倉敷市の事業所運営会社「あじさいの花」が事業所2カ所を閉鎖し、障害者に解雇の意向を伝えたことが9日、同社関係者への取材で分かった。市などによると、同社の事業所では9月時点で計約130人が働いていた。

 同社関係者によると、9日、雇用している障害者に12月15日付での事業所閉鎖と解雇方針を伝達。今月15日に説明の場を改めて設ける。同社幹部は利用者の再就職先について「決まっていない」としている。


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