2018年11月9日 13:35 | 無料公開
10月31日に撮影された、北朝鮮・東倉里の西海衛星発射場の衛星写真。(1)鉄塔(2)地上に置かれた資材(3)解体された資材(4)5月26日以降、燃料貯蔵施設の屋根に取り付けられた設備(5)一部が解体された建物(プレアデス(C)CNES 2018、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同)
【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は8日、10月31日撮影の商業衛星写真の分析結果として、北朝鮮北西部東倉里の「西海衛星発射場」の解体作業が8月以来、目立った進展を見せていないと発表した。発射場の廃棄は9月の南北首脳会談の合意文書で明記されている。
燃料貯蔵施設の屋根に換気用とみられる新たな設備が取り付けられた以外には、大きな変化がみられないという。
発射場の入り口付近では車が継続的に出入りしており、施設自体は稼働しているもようだと分析した。