岡山の障害者事業所2カ所閉鎖へ 大量解雇の懸念も

 障害者が働きながら技能を身に付ける「就労継続支援A型事業所」が経営難を理由に閉鎖し、障害者を大量に解雇するケースが全国で相次いでいる問題で、岡山県倉敷市の事業所運営会社「あじさいの花」が経営に行き詰まり、事業所2カ所を閉鎖する方針を固めたことが8日、同社関係者への取材で分かった。

 市などによると、2事業所で働く障害者は9月時点で計約130人。規模が大きく大量解雇となることが懸念される。

 同社は昨年7月に障害者200人以上を解雇した倉敷市の一般社団法人「あじさいの輪」の関連企業。2事業所は2014年12月に設立、コインランドリーの運営や軽作業をしていた。


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