日本学術会議、夏時間に反対 「健康害し、省エネならず」

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 夏場に国全体の時間を早めるサマータイム(夏時間)の導入について、日本学術会議・生物リズム分科会は7日「健康を害し、省エネにもならない」と反対する提言を公表した。東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として導入を探っていた自民党は10月、準備期間の不足を理由に断念したが、検討自体は継続する意向を表明。提言は将来的な導入の可能性も断つことを狙った。

 提言によると、夏時間で午後の明るい時間が長くなると就寝が遅くなり、もともと夜型で短い日本人の睡眠時間が、さらに短縮。体内時計が乱れて睡眠の質も落ち、認知機能の低下や睡眠障害につながるとした。