2018年11月5日 17:15 | 無料公開
関釜フェリーの4代目日本籍船「はまゆう」
山口県の下関港と韓国の釜山港を結ぶ関釜フェリーの4代目日本籍船「はまゆう」(7747トン)が1998年の就航から20年を迎えた。先代より一回り大きくなった船体で、日韓両国の「懸け橋」としての役割を受け継いできた。
98年には日韓共同宣言が発表された。在日本大韓民国民団(民団)山口県地方本部事務局長徐鶴奎さん(71)は「交流が盛んになり、韓国人旅行客のリピーターが多い」と話す。
はまゆうは、韓国籍船「星希」と毎晩交互に下関と釜山を出港する。最安の2等室は片道9千円。沖で数時間停泊した後、朝8時ごろに両港に到着するため、宿代わりとなることも人気の理由だ。