2018年11月5日 18:40 | 無料公開
自動車の検査不正問題に関し、記者会見で報道陣の質問に答える中村知美社長(中央)=5日午後、東京都港区
SUBARU(スバル)は5日、一連の車の検査不正に関連し、規定を逸脱したブレーキの検査を今年10月まで続けていたと発表した。これに伴い、新たに約10万台のリコール(無料の回収・修理)を8日に国に届け出る。これまで不正行為は昨年末に終結していたと説明していた。2019年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正したことも明らかにした。
中村知美社長は東京都内で記者会見し、新たなリコールの実施に関し「再びご心配、ご迷惑をお掛けしたことをおわびする」と謝罪した。
追加リコールの対象車種は主力の「インプレッサ」など計9車種となる。